まんがライフ2014年10月号
まんがライフ2014年10月号の感想
『ラーメン大好き小泉さん』 鳴見なる
ドイツのラーメンは、無垢ツヴァイテ。ツヴァイテは英語で言うとセカンド。ドイツにあるのが1号店、新横浜ラーメン博物館にあるのが2号店という意味でしょうか。
で、行ってきました。
ツヴァイテラーメン。普通はラーメンに使わないヨーロッパ食材を、ふんだんに使ったドイツ風ラーメン。ただし、ドイツ店では、日本の家系に近い無垢ラーメンが主力メニューで、ツヴァイテラーメンは日本向けの商品とのこと。
しかしながら、アレンジラーメンとしての完成度は非常に高く、全ての具が、奇をてらうわけでなく、味の向上に寄与していて、卓越したセンスと実力を感じさせます。
ちなみに、無垢ラーメンは、ドイツで手に入る食材で、日本と同レベルのラーメンを作ろうと試行錯誤してできたラーメンで、結果として家系に近い味になったようです。
麺は太麺ストレート。基本ラインは中華麺ながら、プチンとした歯切れがパスタのニュアンスを含んでいます。ヨーロッパで入手可能なパスタ用の小麦粉とピザ用の小麦粉をブレンドして使用。
スープは、しっかりと豚骨味。標準的な家系よりも濃厚。
具はベーコン、ザウワークラウト、スペック(塩漬け脂身)。ベーコンの薫香やザウワークラウトの爽快感は、一般的なチャーシューやキャベツよりも、積極的にラーメンの味を変化させるので楽しいですね。スペックも、具でありながら、背油的な機能も果たして面白い。ただ、具に塩気があるので、塩味の強いラーメンになることはやむを得ないところです。
値段が1200円と高いことがネックですが、ラ博ならば、値段が高くて面白いラーメンには需要があるでしょう。
ドイツビールやおつまみもあり、上の写真は、ズッキーニマスタード和え。ピクルスっぽさはあまりなく、浅漬けの辛子和えを、ズッキーニと粒マスタードで作ってみました、という感じ。
- ジャンル:ラーメン
- 住所: 横浜市港北区新横浜2-14-21 新横浜ラーメン博物館 B2F
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- (写真提供:alt_momo)
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