まんがライフオリジナル2014年6月号
まんがライフオリジナル2014年6月号の感想
『だから美代子です』 むんこ
短期間に水の事故3件の危険スポット。
『よっけ家族』 宇仁田ゆみ
途轍もなく健康的なものが、途轍もなくエロいことの例。
『ちいちゃんのおしながき』 大井昌和
「青菜」 『青菜』は、夏の暑い盛りの噺。ご隠居が植木屋にご馳走する柳陰と鯉の洗いの涼やかさと、貧乏長屋の押入れの暑苦しさとのコントラストが楽しい落語。柳亭市馬の口演が好き。
『野村24時』 板倉梓
余命1ヶ月の女(月刊すてきな終活)よりも命のピンチ。すんなりハッピーエンドと行くか。斉藤の動向が気に懸る。
『りふじんなふたり』 松田円
いよいよキャスティング完了。香子と飯島補佐の相性が、今後の作品のあり方に大きく影響しそうです。
『はるまち・ダンス』 佐藤両々
主人公、かろうじて1コマ。
『セトギワ花ヨメ』 胡桃ちの
「このサイズの」ぬいぐるみと言っていたのに、出来上がりのサイズはずいぶん違う結果に。
『星降り村事件ファイル』 碓井尻尾
「異星人の罠」「異星人の野望」という言葉に、異星人を「孔明」や「信長」に変えてみる遊びをしたくなる。「孔明というのは案外まぬけなのです。」「信長というのはわけのわからない方向に情熱を燃やすものなのです。」
『MEDIGIRL』 道端千揺 有好從桜
バストアップ商品は医薬品にした方がいいような。
『とーこん家族』 よしもとあきこ
雨に始まり雨に終わる6月号。
『月刊すてきな終活』 小坂俊史
case11:レイカ(23)の場合
「聞こえたからにはねえ」 レイカン少女のレイカさん。今回のテーマは、自分の中でもうまく整理のつかないものです。自分が生きてきた人生でないものの後悔が、自分を縛ることの功罪について。
「鋭利な刃物」 3コマ目と4コマ目の間は、ストレートにつながるのではなく、ぐちゃぐちゃの修羅場に発展していったことが想像されます。
「ただでさえ食えないのに」 アーティストになれなかった後悔を知るだけで、アーティストになれるはずもなく。4コマ目の布団が、今回のキーアイテム。霊感と布団の話。
「命を預ける」 クールな友人。
「交通費は命取り」 病院に行っていれば健康になれるわけでもなく。
「ある意味ソウルメイト」 霊にとっては、うれしかったのか、それとも「人間の友達にしなよ」と思ったのか。
「わたしもいつか」 人生は生きてみないと始まらない。
「別れのとき」 後悔を避けることが、結局別の後悔を産む。走馬灯のように後悔の浮かばない人生などない。
「リスタート」 「布団から出る」のが象徴的。
「不穏に健康」 次回は、多分1回全体を使って余命女の話をするんじゃないかなあ。そのとき、ラス2ネタはどうなるのかな。
「消えない黒歴史」 これまでいつも同じ服だったレイカが、服を着替えているのが、人生の新しいステージの暗喩になっています。