今月のまんがくらぶ

まんがくらぶ2013年3月号の感想

『天使の事情』　神仙寺瑛
　「どんなカテゴリーやねん」　チョコの硬さも相当なものですが、ナチュラルにフォークを曲げる腕力も相当なもの。

『父とヒゲゴリラと私』　小池定路
　男所帯のひな祭り。ひな人形が怖いみちるちゃん。気持ちはわかる。私はひな人形は平気だけど、市松人形は怖いです。Google画像検索で市松人形とか検索すると結構ホラーです。見てみます？ こちら。
　染之助染太郎を知っている幼稚園児。
　総一、ゆりか、日野の関係も3角関係と言うべきか。頂点にいるのは総一のようにも見えるけれど。

『森田さんは無口』　佐野妙
　生脚フェチによる生脚フェチまんが。

『うちは寿』　小池恵子
　この漫画とは全く関係ありませんが、個人的に、「笑うのは健康にいいんです。健康のために笑いましょう」とか言う落語家は一切信用しません。客は芸が面白けりゃ笑うんだ！ 健康のために笑うんじゃねえ！ 莫迦にするな！

『ラーメン屋のヨメ』　神奈川のりこ
　「ヨメの推察」　野菜たっぷりタンタンメンというメニューが珍しい。普通のタンタンメンならば、野菜はネギとチンゲンサイ程度ですから。なお、武蔵浦和のむさし坊では、ラディッシュ、ルッコラ、クワイなどの変わった野菜を使った担担麺が名物です。
　びぜん亭さんは、支那そばなのか？友那そばなのか？

『父派なわたしじゃいけません？』　渡辺圭祐
　4コマ漫画では珍しい感情の奔流。エリちゃんもがんばった。作者もがんばった。

『足軽乙女組』　永井麻紀子
　輝煌帝烈火！とか言うと、世代がバレる。
　地元民なので、三方ヶ原家康トークは可能です。布橋とか小豆餅とか銭取とか。懐かしい。

『せんせいになれません』　小坂俊史
　「放つな危険」　3コマ目、雪遊びの途中に、ちょっと学校によってみたの図。
　「片時も手放さず」　ワイルドライナス（スヌーピー）。
　「水になるまでが雪です」　動機はともあれ、子供たちのために汗水をたらす和泉は素敵な女性。それが裏目に出れば、4コマ目の眉毛の角度にもなろうというものです。
　「いい素材使ってんなあ」　Lv１、こうげき 5、せいしん 5、かしこさ 5、ぼうぎょ 0、かっこよさ 5→0。
　「粛々と」　いまだかつて、これほどビジネスライクにバレンタインデーを描いた作品があっただろうか。3コマ目、何の玄人？
　「意識改革」　「このブログを読んで思うところを書いてくれ」「文章が甘いと感じました」「ご都合主義もほどほどに」「筆力の無さが興ざめさせる」「orz」　書くのは実に簡単だけど、読むほうは本気で凹む。他山の石としたいと思います。
　「ぬくもりレス」　「和泉…　おまえ…」がダブルミーニングとも読めますね。毛布を予想していたら、白衣が来たというふうに。河田に続く毛布教師。
　「感謝の心だ!! 桃山」　1コマ目の「コリャアア桃山ァァァ」がなんだかツボ。
　「威力抜群」　体罰問題で重要なのは、「恐怖政治で生徒を支配しない」ことだと思います。そこにフリーダムがあるかどうか。

『2コマ堂』
　佳作入選。一応送ったネタを列記します。
・「カーペット欲しいけど高いの」「俺が代わりを探してやるよ」「安物はだめね」
・「結婚って」「試してみなくちゃわからないな」「こんな感じかな」
・「疲れちゃった」「座るならオレがハンカチを…」「忘れちゃダメよ」
・「急がなくちゃ」「しかたねえ俺が飛んでやるよ」「おしとやかキャラは横座りよね」

『シークレット5』　真枝アキ
　バレンタインチョコを手作りするしいなの女子力。

『にぃづまごっこ』　おりはらさちこ
　最終回。誠と吉本さんの恋愛感情のないつきあいが新鮮でした（恋愛感情が少しでもあると美咲のライバルとなり、美咲との友情関係が築けないため）。吉本さんの話はもう少し読みたかったかな。次回作をお待ちしています。

『小杉先生はコドモ好き』　やまもとまも
　300（スリーハンドレッド）式セクハラ防御。

『原黒舞子さんとの京生活』　櫁屋涼
　1人でカプセルに閉じこもっていた舞子が、恵と2人のカプセルに入り、次に京研の4人のカプセルに入った、という印象。まだコミュニケーションが閉鎖的。もう少しサークル外部の人間とのかかわりも見たいもの。

『ぶんぶくかまのめし』　田丸さと
　桜とご飯をゲル状にしたのが、江梨ちゃんの料理か。

『ぼのぼの』　いがらしみきお
　「いぢめる？」とか言っていたシマリスが、親の介護問題だとか、義兄の浮気問題だとかに関わるようになるとは思っていませんでした。時の流れよ。

『ウチの味噌汁はコゲくさい』　かのう綾子
　まとまっていると思いますが、米を洗剤で洗おうとしていた父が料理上手というのが、ちょっと解せませんでした。