今月のまんがくらぶオリジナル

まんがくらぶオリジナル2012年12月号の感想


http://4koma.takeshobo.co.jp/cat02/4181/


『ギャルそん』 松本勇祐
 ゲスト。村長漫画。圧倒的に「田舎感」が足りない。キャベツ畑か、キャベツ農家は出しておくべきだった気がします。


『はるまち・ダンス』 佐藤両々
 兄の高校へ妹の高校からの直通メール。便利な時代になりました。
 「ダメだろ!!」 漫研キャラが両々先生っぽい。
 次回は文化祭当日か。


『思い出の文学小説』
 よしむらなつき: 文学作品も読んだことないのに『文豪ちゃん』を描いていたのか。よく企画を通せたなあ。
 森井ケンシロウ: 『小僧の神様』は吉田戦車先生もネタにしていたような。


『ちいちゃんのおしながき』 大井昌和
 とろろ昆布のラーメンと言えば、以前浦和に昆布粉を入れたラーメンのお店がありました。羅麺家匠。現在は福籠と名前を変えて、メニューも全面リニューアルしたそうです。


『ラジ娘のひみつ』 小坂俊史
 「まだ続々来ますよ」 ADにアンケートをやらせるにしても、羽尻くんのコミュニケーション能力は、素のあいり以下だからなあ。戦力にはならないでしょう。街頭アンケートは、「その時間その街に外出している人」に聞くわけで、母集団の偏りは必然なわけですが、同窓会参加者という偏りはなかなかのもの。でも、聞いているのが恋愛相談なので、それでも幅広い意見は聞けそうです。
 「超他力本願」 1コマ目の「周りの大人たちに聞いてね」が伏線に。
 「4人いらない」 最近のラジオでは、ネットでの動画配信も同時に行うことが多いので、カメラを持っての取材も少なくないのかも。でも、たかが街頭インタビューにカメラ二台と音声と照明は、確かに不審。
 「1割よこしてよ」 署名の何割が男性だったんだろう。ほぼ十割?
 「無垢な少年へ」 キタナい大人のスーツのキタナいトーン。『オフィスのざしきわらし』の社長スーツのトーンと同じものか。オチのツッコミが、台詞じゃなくて、フリップなのが、テクニカルで効果的。
 「こんな人にはなるまいぞ」 1コマ目のポーズが、「超他力本願」と同じ。あいりの決めポーズか。4コマ目にいるのが、「無垢な少年」かな。
 「始発の新幹線で」 交通費往復3万円、アンケート1回答あたり300円の高コスト。わざわざ大阪まで行かなくても、浅草あたりでも、同じようなノリのおっさん、おばさんは多そうです。
 「ついに出た司会者権限」 2コマ目の涙と「放送ではなんとかします」が伏線に。辛かったんだ。目の下の隈にも表れています。
 「あの苦しみをお前にも」 3コマ目の「100人に答えてやる」、100個の質問に答えるのではなく、1/100の質問に答えるという意味でした。省エネ。
 「お前の指図は受けない」 郵便局員17人に知られているというだけでも大したもの。なれない1人、興味ない24人でも不思議でなかった。
 「あの人たちだ」 署名活動に走るアナクロな人たちは、メールじゃなくて、手紙で問い合わせる。なんだか納得。


『ピンクそらりんご』 みずしな孝之
 オチが100%分かっている話を、延々6ページ引き伸ばされても苦痛なだけです。


ルームシェア』 水森きなこ
 ゲスト。1回の読み切りには、ちょっとキャラが多すぎか。


『らいばる名メイト』 古賀巧
 鼻がないのに鼻で笑う。


『父がオタクです』 松野愛花
 自分が客観視できないタイプのオタクには、メイド喫茶の経営は難しい気がします。


『あいむてんこ盛り』 いなぼばゆん子
 巨大パフェを頼む友人のそばで、飲むのがホットコーヒーのみというのが渋い。


『もしもしぐま』 梶原あや
 「出るエステ」 画面の左下に注意しないと、何が起こっているのか把握できない4コマ。
 「コーヒーの願いごと」 もっと他にいい願いごとが。髪のこととか、髪のこととか、結婚のこととか。