鍵のかかった部屋
- 作者: 貴志祐介
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2012/04/25
- メディア: 文庫
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貴志祐介の連作短編推理小説。防犯のスペシャリストと女弁護士が密室の謎に挑む、防犯探偵シリーズの第3弾。
「佇む男」 エラリークイーンの某作を思わせる、○○としての死体。虫一匹が通う隙間が謎を解きます。
「鍵のかかった部屋」 こちらは、蟻の子一匹通さない、まさに「完璧」な密室です。機械トリックだけで密室ミステリを成立させることは、現代においては至難なのですが、やすやすとそのハードルを越えた傑作。見事な意外性とオリジナリティー。
「歪んだ箱」 欠陥住宅の殺人。施錠トリックの奇抜さは群を抜きます。
「密室劇場」 シリーズを通して登場するトンデモ劇団のトンデモ事件。