今月のまんがくらぶオリジナル

まんがくらぶオリジナル2012年10月号の感想


『つくねちゃん+30』 ひらふ
 弁当屋の猫だけが不細工なのかと思っていたら、この作者の描く猫は、基本不細工なんですね。


『放課後ガールズトークbomi/木瓜
 田舎田舎と言うけれど、ハンバーガーショップがある時点で、それほどの田舎ではないような。
 二ゴロブナで作ったちゃんとした鮒ずしは、ブルーチーズみたいで美味しいですが、ブルーチーズのほうが安いですね。でも、調べてみたら、ブルーチーズバーガーは、フレッシュネスバーガーで1個620円だったらしいです。うーん、ブルーチーズも安くはないなあ。


『はるまち・ダンス』 佐藤両々
 海へ。
 「キツくて入らない」 色っぽいのに、色っぽくない。
 「きっと似合う」 日野静玖(ひのしずく:熊本の苺の品種名)さんは、生徒会長、日野光理さんの妹。


『ヒナ書房へ行こう』 都波みなと
 8月27日、単行本1巻発売。
 書店4コマはなかなか単行本にならないというジンクスを、個人的には感じていたので、今回の単行本発売はめでたいです。


ヒナ書房へ行こう 1 (バンブーコミックス)

ヒナ書房へ行こう 1 (バンブーコミックス)


『Daigo&ねこ』 森井ケンシロウ
 佐藤両々先生のペンと汗が、Daigoよりも気になりました。


『まちこう』 浦池コナツ
 石炭でバーベキュー。素人にはできない手段。火力が強そう。


『ラジ娘のひみつ』 小坂俊史
 「マジへこむわぁ」 夜10時からの番組のパーソナリティーって、帰りは何時ごろになるんだろう。早朝とかなら、渋滞のピークは過ぎてそうですが。
 「超不覚」 道路交通情報センターの道端さん、新キャラなのに、声しか出ないというのが新鮮。
 「現場の空気を感じろ」 人身事故の怪我の様子を、微に入り細に入り描写されるよりは大分マシか。
 「サンダル和尚を押しのけて」 Wikipediaによれば、昆虫のハンミョウは、『人が近づくと飛んで逃げるが、1、2メートル程度飛んですぐに着地し、度々後ろを振り返る。往々にしてこれが繰り返されるため「ミチシルベ」「ミチオシエ」という別名がある』とのこと。もちろん交通情報と引っ掛けたラジオネーム。
 「誰か辞書を貸してやれ」 小坂漫画では珍しいツッコミ不在。そして、これが今後の伏線に。
 「大英断」 道端さんナイスアシスト。
 「渋滞中です」 ナイスアシストすぎて、そのままゴールポストへ。
 「思いのほか修羅の世界」 『ののちゃん』における富田月子的な存在、妖怪ハガキバムバム。連載を壊しかねないはなれわざ。顔以外はピグモンに似ている。
 「飲みにきたよ」 道端さん、やっと顔出し。彼女のスイッチが入る条件は何?


『二人時間差』 碓井尻尾
 ゲスト。今いちばん勢いのある4コマ作家と言える碓井先生。その勢いのまま突っ走る傑作となりました。恋心を抱く男がファミレスに来るまでは普通ですが、5ページでプロポーズ(?) にまで到達するとは。
 クールな女性、頼子さんが、クールなまま、凛として、暴走機関車のようにデレるという壮絶な色っぽさ。
 ヘタレキャラの多い4コマキャラクター界隈で、ストレートなバカ男、湊くんも魅力的。


『S・Aで会いましょう』 胡桃ちの
 先々月と先月の展開は、やっぱり投げっぱなしになったか。


『もしもしぐま』 梶原あや
 「激残暑」 ピクニックと言って、メキシコの砂漠のようなところに来ているんですけど。


シンデレラ・エクスプレス』 中島沙帆子
 シンデレラ講座。継母の次に準備するものは、多分義理の姉。同僚の二人は、脳内姉の有力候補になりそう。シンデレラのバージョンに気を付けて。グリム版の『灰かぶり姫』では、姉は足を切り落とし、目玉を鳩にくり抜かれます。


『のぶながちゃん公記』 くりきまる
 「夫婦円満作戦」 はだか前かけは、裸エプロンよりエロい。
 「合法」 森可成が配下に。


『ピンクそらりんご』 みずしな孝之
 昭和初期の建物の物置に、どうして昭和50年代の雑貨ばかりがあるのか、設定が必要だった気がします。