今月のまんがくらぶ
まんがくらぶ2012年9月号の感想
『数学女子』 安田まさえ
A教授はいい先生だなあ。
『せんせいになれません』 小坂俊史
夏休み回。
タイトルバック:和泉の水着! 沢口のセパレート水着!
「記憶力を恥じる」 2コマ目のらしくない「恥ずかしいなー」が伏線。私もときどき忘れて、1巻の名簿を引っ張り出します。
「ウィッシュリスト」 流しそうめん台を作るには、結構工作スキルが要りそうです。傾斜とか、継ぎ目とか。
「今だけの味」 水の味が分かる変態教師。まあ夏休みじゃなかったら女子に頼んでもよさそうですが、変な噂が立ちそうです。女子トイレの水を飲む教師として。学校七不思議になりそう。
「ただいま4ホール目」 珍しく詩的な1〜2コマ目。3コマ目のカリカリが、大胆な伏線。
「フリーズドライ」 毎年恒例の和泉沢口の夏休み旅行。今年は旅から旅の旅がらす。お土産をきちんと買ってくる和泉。そんなことはどうでもいい沢口。
「守りましたよ」 長時間水泳をするのはきついもの。疲れるのはもちろんですが、飽きるんですよ、プールって。忍耐をしたくないばかりに、けっこうな忍耐を強いられた河田と池田。
「幻の味」 評判の店のからあげがあって、ビールがあったら、午前中でもこうなります。納得の結果。
「7どころじゃないぞ!! 桃山」 池田と桃山の美しい信頼のかたち。桃山に不思議を期待する池田、それ以上の不思議を発揮する桃山。
「わかってるよチクショウ」 近所から苦情が来そうなチンドン屋。それとも、音楽教師和泉がアコーディオンを弾いているから、音楽性は担保されているのか。
単行本8巻が10月発売予定。
『2コマ堂』
がまん大会ネタも考えたのですが、こんなにきれいなオチは浮かばず。
1.えっ桃山くんが 2.すごい機械を発明したらしいぜ 3.オレは半年後の世界から来た というネタで佳作入選。
そして、今月のお題が難しい。
『大正四葉セレナーデ』 香日ゆら
ゲスト。大正時代もの。笑い要素ほぼなしのストーリー4コマ。女学校の時代考証に期待。
『美術館のなかのひとたち』 黒田いずま
土成八合=城谷として、ずいぶん若くして実績ある画家になったんだなあ。
『並盛サラリーマン』 木下信也
タイトルバック:懐かしい『かいしゃいんのメロディー』だ。
まんがライフオリジナルの読者ページ漫画が終わると、こちらに出演することになるらしいです。中村さんがヨクルトレディとして登場。
ストーリー仕立て。最初の作品で出てきた船が、最後の作品で川を流れているのが美しい。
『お風呂のアレ』 山野りんりん
最終回。最後までゆーこさんは湯船から出ず。湯船から出ないままで、結婚を描ききる剛腕。
短期集中連載のはずが結構長く続いたけれど、単行本を出すには若干ボリューム不足か。
『輝きジョシ子さん』 ダ・ヴィンチ・恐山 嘘空まこと
後輩女子は、京極夏彦とタイガー&バニーが好きなのか。
『ゆるめいつ』 saxyun
「予選」 松吉の自室が出るのは珍しい。出しそびれたゴミと、弁当の空き箱、転がった割りばしがリアルです。