今月のまんがくらぶオリジナル
まんがくらぶオリジナル2012年4月号の感想
『ピンクそらりんご』 みずしな孝之
「わかりあえない」 古い建造物でのトイレ周りは、下水道敷設の際に、相当手を入れてあってもおかしくありませんね。館の中では、比較的新しい設備なのでは。
「誉田ゆたか」 サボキャンより誉田兄が登場。まだ登場しないけど。しかし、貧乏学生が住める家賃でやっていけるのだろうか、この建物。
『歌ヒメ.net』 香椎ゆたか
連載する気満々のゲスト。ネット上の歌師の漫画は珍しいか。プロ並み歌唱力と12歳という年齢とのギャップがうまく描けていければ、面白くなるかも。でも、歌を4コマ漫画で表現するのは、なかなか難しそう。
『ラジ娘のひみつ』 小坂俊史
「よく言った」 毒舌から生まれたリスナーとの一体感。番組公式ステッカーを、踏み台にして。全く何の気にもせずに、「やったねハートをつかんだよ」と言うマネージャー佐保さんのマイペースっぷり。
「余計な情報」 放送作家が手詰めするステッカー。タモリ倶楽部の例をひくまでもなく、商品の市場価値と、懸賞品としての価値、ステータスは大きく異なります。原価19円でも、欲しい人には大切なステッカー。だから切手代は惜しみません。
「なんという邪悪な」 佐保さんクール。原始的な物々交換。ファン以外には意味を持たない通貨価値。タイトルがよく分からない。邪悪?邪魔?
「姐さんの味」 堅焼き特大ブロック状クッキー。歯へのアタックは半端じゃなさそう。
「参考にならん」 放課後ティーカップ、放課後ハンモック、放課後護身用スプレー、放課後ライター。鮮やかに浮かぶ、それぞれの青春時代。護身用スプレーが切ない。
「踏みにじられた思い」 「なんとかしてください!」という甘えには、一切気を配らないあいり姐さん。そのくらい自分でなんとかせえ。
「業者「いつものクセで」」 シャーペンステッカーか。これなら、表あいりと裏あいりのダブルステッカーのほうが嬉しいかな。
「あーじゃねえよ」 ペッタリ君という商品名は、農業分野のテープに実際にあるようですね。こちら。
「ジャケットが致命傷」 プロデューサーの私物にステッカーを張りまくる、鬼畜の制作陣。容赦なく番組予算を大幅カットする、鬼畜のプロデューサー。
「いろいろ無駄に」 なんだか、サンダル和尚のイラストで、『中央モノローグ線』の第一回で、公園のスケッチブック芸人に、なのかさんがツッコミをいれたシーンを思いだしました。絵として、ネタとして、まだまだ未熟だということが伝わってきます。
「言っちゃダメ―」 まあ、自転車にステッカー貼っちゃうセンスの持ち主ですから。
『つくねちゃん+30』 ひらふみ
今回より特別編。宇宙人とタイムトラベル。宇宙人が魔法使いっぽく、カブみたい。
時間移動を含む番外編ということで、これは、『つくねちゃん今昔物語』とでも呼べるのではないでしょうか。元ネタは『鉄腕アトム』。知らない人の方が多いと思いますが。
バッドエンドに傾斜しないことを祈ります(アトム今昔物語はトラウマだったので)。
『ねこまんが』 こいずみまり
まつ毛エクステンションしたのに、旦那に気づかれなかったこいずみ先生。似たようなシチュエーションが、『家政婦のエツ子さん』にもありました。エツ子さんのつけまつげに、亜麗がまったく気づかないというエピソード。
これはあれですよ。べた惚れしている相手のまつ毛の長さなんて、元のままでも十分に綺麗だと思っているもんだから、そんなに気にしたりしないんですよ。とにかくべた惚れなんですから。ごちそうさまです。
『はるまち・ダンス』 佐藤両々
リアルタイムで描く女子高生生活。学園漫画におけるリアルタイムの意味については、別記事にまとめました。
同人誌『まんがぶらふCheers』所収の『あなおう』からのスピンオフ。
キャラ名は、いちご産地と品種から、栃木乙女(とちおとめ)、長崎幸香(さちのか)。
乙女ちゃんは男前。幸香ちゃんは世話焼き。さあ、どんな高校生活がスタートするか。