今月のまんがライフMOMO

まんがライフMOMO 2012年2月号の感想


『崖っぷち天使マジカルハンナちゃん』 佐藤両々
 兄貴が来ても、事態は好転せず。この兄貴もかなりの無能なんじゃ。だめだな猫の国。


『ちとせげっちゅ!! 』 真島悦也
 壮大な前フリと夢オチ。


『青春甘辛煮』 碓井尻尾
 近藤の彼女、松井さん登場。美人! 眼鏡! いい人! べた惚れ! Dカップ
 近藤爆発しろ。
 他校の先輩、山南さんの話題も。今後どういう形でストーリーにからんでくるか。


『わびれものゴージャス』 小坂俊史
 秋田県小坂町の紹介。実は私、この町に行ったことがあります。ちょっと車で通っただけですが。当時すでに小坂ファンだったので「おー小坂町」と思った記憶があります。でも、歴史ある鉱山のまちだったとは知りませんでした。
 小坂鉱山については、以下のWikipediaからの抜粋が詳しいです。


「1816年に金、銀の鉱山として開発が始まる。1869年、盛岡(南部)藩直営から官営になり、1884年には藤田組(当時)に払い下げられた。
 1901年には銀の生産高が日本一の鉱山となる。やがて製錬技術が向上すると黒鉱から採れる銅や亜鉛、鉛の生産が主体となった。労働者を集めるために、山の中にアパート、劇場、病院、鉄道等の近代的なインフラ整備が進められたのもこの頃である。
 1905年には旧小坂鉱山事務所、1910年には芝居小屋の康楽館(いずれも国の重要文化財に指定)が竣工する。
 第二次世界大戦直後には資源の枯渇等を理由に採掘が中断されたが、1960年代に入り新鉱脈が発見されると採掘が再開。1990年まで存続した。」


 何でも採れるマルチ鉱山だったのですね。記事によると20世紀の前半が、小坂町繁栄のピークだったようです。その後60年の静かな町のあゆみが、この町の風格、風情を生んでいるのでしょう。
 そして花園館、週1回、1日2回上映の映画館。映画の買い付けも自分で。
 1回の上映に20人が来ても、月5回×1日2回×20人×1500円=月30万円。これでは、ほとんど儲けは出ないでしょう。県内最古の映画館を守るという一種の文化事業、ボランティア精神ですね。頭が下がります。