今月のまんがライフオリジナル

 まんがライフオリジナル2011年11月号の感想


『しょっぴんブギ』 佐藤両々
 賞味期限の近い非常食でパーティー
 「大丈夫ですか」 避難生活のようでも、栗栖ちゃんは女の子の顔。


リコーダーとランドセル』 東屋めめ
 盛山先生→フェリシア→テポニャー→???


『野村24時』 板倉梓
 すれ違う野村と三姉妹。そこには悪意はないけれど。


『よんこまのこ』 重野なおき
 すくすくパラダイスが電子化されて、すくすくパラダイスぷらすになったのをきっかけに、ライフオリジナルへと引っ越しになった連載です。すくすくパラダイスぷらすでは、バックナンバーを電子化していくようです。
 「記念すべきか」 「じゅーす」を覚えるのはよくわかりますが、「はなせ」は、どこでどうやって覚えたんでしょうか。


『店長の憂鬱』 碓井尻尾
 最終回。
 「静かだよ」 ピラミッドかよ。
 「完璧」 ヤマベさんがいたころから、ヒイラギさんの偏愛は続いていたのか。人に歴史あり。
 「本人以外に聞け」 男女不詳のまま終わる稀有のキャラクター。
 「イヤな終わり方」 新装開店前日で締め。碓井先生も店長も、お疲れ様でした。次回作を楽しみにしております。


『大カラスヤサトシの大発明大王』 カラスヤサトシ
 本を傷めないコピー機
 昔、ある施設の図書室で、コピー面を上にして、オーバーヘッドカメラでコピーをするタイプのコピー機を使ったことがあります。


『モノローグジェネレーション』 小坂俊史
 「中学生ひとみ(13)の通院」 熱があってモーローとしているときの体験って、ときにすごく鮮明に記憶に残ったりします。ひとりで病院に行くならば、なおさら。
 「ストリートミュージシャン・ニコ(24)の病院」 いやいや、そこで酒に走るのは危険です。
 「OLみのり(30)のお見舞い」 4コマ目の笑顔に癒されます。三十路にして初々しく。
 「イラストレーターなのか(32)の入院」 不規則な締切が生む自由業者の職業病。
 「パート従業員むつみ(65)の通院」 遠距離通院の負担が気になってしまいますが、体が丈夫になるならなにより。とりあえず今は。
 「大学生一穂(18)の通院」 おお若いのう。
 「小学校教師イツ子(58)の検診」 医者は時として鬼であるけれど、あくまでも味方の鬼なんですからね。
 「女社長しのぶ(43)の入院」 イタい過去から学ぶことができるから、社長を続けていられるんでしょうね。
 「看護師亮子(24)のおつとめ」 『やまいだれ』から特別出演、野良のナースと表紙のナース。ナースの本音が怖い。
 「年金生活者ナナ(72)の通院」 長生きのモチベーションは病人観察。垣間見える、どSっぷり。
 「中学生ひとみ(13)の待合」 大人の「病気のありどころ」か。確かに、明確に「病気モード」で外にでることは少ないのかも。