今月のまんがくらぶオリジナル
まんがくらぶオリジナル2011年6月号の感想
『うちの姉様』 野広実由
結婚式話。取材はばっちり。イケメンカツラまで登場。
『リコーダーとランドセル』 東屋めめ
女子の胸囲ってブラジャーを外して測るのか、夢が膨らむなあ。
あつみと、沙夜ちゃん以外の同級生女子との絡みが、久しぶりで新鮮味あり。
『そんな毎日』 おーはしるい
最近のエリザベスカラーは透明なのか。
『S・Aで会いましょう』 胡桃ちの
薬事法違反。いまどき漢の基準が暴走族って、どういうセンス?
『けものとチャット』 みずしな孝之
「これってなんて言うの」 矢車と言います。
『ハルカな深宇宙』 たなべひろき
設定を借りているだけで食い足りず。魅力的なテーマなので、もっと宇宙工学に踏み込んでほしかった。
『オフィスのざしきわらし』 小坂俊史
「このあたりが見頃なんです」 5月で有休残ってないって、どれだけ休んだんだ立花さん。先月が伏線となって、みごと東北復興の尖兵に。復興の一歩は花見から。それにしても緑風商事、あちこちに支社があるなあ。
「さらに上の本能」 そもそもこの2人が「試験勉強しなくちゃ」などと思うわけがありませんよね。カンニングは予想外でしたが。フラワーロックが懐かしい。
「この会社のために」 売れたら会社辞める気満々の南さんが社畜に。目指すのは、よくいえば共存共栄、winwinの関係ではあるのですが。
「ブームは繰り返す」 懐かしい! 『せんせいになれません』初期(1巻14ページ)にありました。2年に1回流行る練り消しネタ。2年に1回、冷静な立花さん、オトナ、企画書、伏線がバリバリに効いて、まさにこうオチるしかないところにオチています。
「ワラシさんエレガンス」 まあプレッシャーのかからない仕事は、それはそれで楽しいですから。RPGのレベル上げにも似て。一方、プレッシャーのかかる仕事は、ボス戦に似ています。
「どんだけ叩いたんだ」 この時期、止まっているエレベーターも多いことでしょう。その意味では時事ネタ。疲労困憊しているワラシたちが、まさか社長室の扉を棒で殴打しまくって疲れていたとは。社長室に入って何をする気だったのか。
「結構やり手ですよ」 食べものや飲みもの関係の仕事だと輝くワラシちゃん。上司に茶のプレゼンをするワラシもワラシなら、応援する同僚も同僚。
「昔すぎたきねづか」 時事ネタ。「若いころは相撲をやっていて」「どんなことにも全力を出して」が強力な伏線。この作品もまた、まさにこうオチるしかないところにオチています。
「8日までこっちにいます」 ゴールデンウィークに東北を満喫して復興支援。この漫画なりの誠意の示し方だと思います。立花さんとワラシの飲み会や花見の幹事ぶりは、全社的に有名なようです。
『ランスカ!』 中島沙帆子
男っ気のないアラフォー美女、若菜さんですが、今回は男性キャラが登場。10歳年下の空気の読めないデブ、松風くん。甘甘にならないところが、この作品に相応しい感じ。なんだかんだ言って、似た者同士なところもあり、いいコンビです。松風君がランニングでやせて、恋愛に発展するのか。
「おまえ何が言いたい」 女性と行くなら恋愛映画、でも若い娘の恋愛ものは年上の相手を引かせるかも… などと考えて、中年女の恋バナ映画にばかり誘ったのでしょうが、松風君なりの心遣いは完全に裏目に。
『病んカノ』 唐草ミチル
女体化柏餅が、『青春ドーパミン』と丸かぶり。まさかこのネタがかぶるとは、両作品の作者とも思わなかったことでしょう。
『いけどん三世帯』 黒金魚
「好物」 もつ煮も、おかずではなくつまみでしょう。