先々月のまんがライフMOMO
まんがライフMOMO 2011年2月号の感想
『森田さんは無口』 佐野妙
いったいどこに手を突っ込まれたのか。毎度のことながらエロいです。
『崖っぷち天使マジカルハンナちゃん』 佐藤両々
制約の多い魔女っ子漫画。なんといっても最大のハンディは、人前に変身姿を見せられないところでしょう。「人に姿を見せられぬ」では妖怪人間なみです。
『ちとせげっちゅ』 真島悦也
雛子ちゃん、虎コスプレで「来年はバニーです」と言っていた去年の公約を、律義に果たしました。
『数学女子』 安田まさえ
備品庫に窓でもあったのか、無かったらそれこそ真っ暗でしょうし、謎です。
『青春甘辛煮』 碓井尻尾
タイトルバックの小動物は何だろう。
土方は、地味な嫌がらせだけで、本当に満足できるのかな。謎多きどS。
『のぼる』 渡邉
3ヶ月連続ゲスト第1回。普通は1つの作品でチャレンジするのですが、渡邉先生は、読み切り×3で勝負するようです。シチュエーション作りに自信あり、ということなのかもしれません。
今回は、高尾山登山ストーリー4コマ。6ページの読み切り作品に、5人のキャラクター。4コマ漫画の定石としては人数が多すぎですが、登山のにぎやかさ、高揚感を表現するうえでは、有効な設定になっています。
階段大好き少女の「地下鉄大江戸線もエスカレーター使わない」がツボでした。すげえ。
『チカちゃんは知りたがる』 竹内元紀
ネタ優先で、キャラクターの役割がフレキシブルなのが面白いですね。結果として、どいつもこいつも変人ぞろいになりますが。
『わびれものゴージャス』 小坂俊史
ゴージャスになって?帰ってきた新連載。それにしてもタイトルロゴは、もう少し何とかならなかったのか。
「新幹線で青森へ向かいます」と言われてページをめくると、降りたのは七戸十和田駅。虚を突かれました。『わびれもの』的には、まさに「よし」でしょう。ナイスチョイス。
「まだ何もない寂しさ」は、「ひょっとするとずっと何もないかもしれない寂しさ」を含んでいるような気がします。