先月のまんがくらぶ

まんがくらぶ2010年9月号の感想


『有閑みわさん』 たかの宗美
 今月号には、口をあけているみわさんが、3コマもあります。かなり貴重、というか口あったんだ。


『ゆあまいん』 むんこ
 まいほーむ後日談。舞と吉岡、昭和の雰囲気をまとい、ういういしくぎこちない二人。
 なんとなくどこかで見たような気がしたな、と思ったら、あれです。はるき悦巳先生の『日の出食堂の青春』みたい。青春漫画の金字塔です。
 考えてみたら、『まい・ほーむ』⇔『じゃりン子チエ』、『ゆあまいん』⇔『日の出食堂の青春』みたいな対応関係があるのかも。


日の出食堂の青春 新装版  (アクションコミックス)

日の出食堂の青春 新装版 (アクションコミックス)


『せんせいになれません』 小坂俊史
 「思い切って夏」 もっと思い切ったこと、想像するだけでぞっとします。
 「マユは効くなあ」 学期中だったら、子供が触りたがってたいへんだったかもしれません。池田はマユまで剃らなくても。
 「人に姿を見せられぬ」 1組の連絡網は、立派に機能した模様。
 「思いきれないわたしたち」 優柔不断のめんどくさがりが二人いると、相乗効果が生まれるようです。この二人、和泉ちゃん、沢口ちゃん、と呼びあってるんだ。
 「小学生マインド」 伸びてもH、抜けてもH。
 「いい話だぞ!桃山」 珍しい。桃山が西小野球部の帽子をかぶっている。かりあげクンの「どれが目だー?」の世界。
 「悔い残す夏」 40日でここまで髪が伸びるのは、やっぱりHなのかも。


あいまいみー』 ちょぼらうにょぽみ
 ゲスト。無軌道かつアナーキーな4コマ漫画。雑誌連載では見ないタイプ。やっぱりWEB連載のほうが、自由度が高いのかなあ。


メイドさんの本懐』 柳瀬ルカ
 メイド喫茶漫画だけど、客は登場せず。このジャンルの漫画は、客の描き方が難しいですからね。


『まごころ』 魔神ぐり子
 まさか連載をオナラで締めるとは。竹書房への最後っ屁という意味でなければよいのですが。