今月のまんがくらぶオリジナル

　まんがくらぶオリジナル2010年8月号の感想

『リコーダーとランドセル』　東屋めめ
　プール話。水の中で目を開けろと言うけれど、そんなことを言わなくても、ゴーグルを付ければ解決する話ですよね。夏場の市民プールは、ゴーグルでもしていないと、人とぶつかって大変です。

『こうかふこうか』　佐藤両々
　「プロポーズされちゃいました」　2コマ目、3コマ目で、珍しくムキになる寧々ちゃん。これぞ愛ですね。
　「悩み」　寧々ちゃんが、まっさきに相談に来るのが幸花ちゃんなんですね。
　「悩む所は」　寧々ちゃん可愛い。

『ベルとふたりで』　伊藤黒介
　リョーマが実にウザい。ここまでウザいキャラクターを作れるのも才能のうちかな。

『Good Morning ティーチャー』　重野なおき
　「自慢か？」　今月の『オフィスのざしきわらし』と完全にネタかぶり。珍事。

『強女どす』　四条トリマル
　カラスマやろというツッコミ待ちのペンネーム。
　うーん、顔の見分けがつかない。あと着物のシルエットが変、というか人物のシルエットが変。
　芸妓遊びの楽しさについては、理解できないなあ。

『シュレディンガーの妻は元気か』　中島沙帆子
　「解決策」　1コマ目で修平が読んでいる山海経は、中国古代の地理書。妖怪の元祖が出ていることでも有名なようです。タイトルバックで修平が着ているTシャツのホウ魚も、山海経に出てくる動物です。そのかたちはスッポンのようで、その声は羊のようだとか。

『オフィスのざしきわらし』　小坂俊史
　「毎日使うものだから」　梅雨ネタ。OLものでは、季節ネタは不可欠か。それにしても、どこにしまっていて、いつ寝ているんだか。
　「25年目にして」　2コマ目の「そんなOL見たことねぇ」が伏線に。
　「お祭女」　体育祭はともかく、会社の文化祭って何やるんだろう。
　「トイレのワラシさん」　1コマ目、立花さんはホント仕事をしないなあ。4コマ目、トイレの外から突っ込む総務部長が律義。
　「ワラシの情報網」　あのメモの内容で、「ケラケラ」と笑える二人が恐ろしい。
　「いろいろあったんだね」　これも梅雨ネタ。ドス暗い歌を歌うドス暗い南さんのドス暗いエピソード。
　「どうやったらこんなことに」　何を思ったらいいんだろう。今月の『Good Morning ティーチャー』と完全にネタかぶり。珍事。
　「割愛をワリアイと」　カキトリくんの悲劇。漢字検定2級くらいまでは日常生活でも役立つけど、1級となると、マニア、専門家、研究者のレベルだものなあ。浮世離れした能力と言えそうです。
　「その10分がどうしても」　最後も梅雨ネタ。実に詳細な天気予報。ミステリのトリックに使えそうです。

『もしもしぐま』　梶原あや
　「以上」　すすめージャイアントロボー。たーてージャイアントロボー。
　「チューリッヒくんち」　いったい何があったのか。次号に続くのか？