2010-01-17 弁護側の証人 読書 小泉喜美子の長編推理小説。1963年の作品。 豪華メンバーのそろった帯で、騙されるぞ、騙されるぞ、とさんざん言われていましたが、やっぱり騙されました。これは小説読みなら、かなりの確度で騙されるでしょう。シンプルな構成、抑制された描写が効果的。なるほど傑作。 『検察側の証人』を思わせるタイトルなのも、ミスリードになっています。 弁護側の証人 (集英社文庫)作者: 小泉喜美子出版社/メーカー: 集英社発売日: 2009/04/17メディア: 文庫購入: 11人 クリック: 42回この商品を含むブログ (75件) を見る