爆発的 −七つの箱の死−

 鳥飼否宇の連作短編推理小説
 現代美術の創作を行う個人美術館が舞台になり、次々と事件が起こります。現実離れした舞台設定のために、ミステリというより、現代アートに関する奇談集といった印象を受けました。
 なんでもありの現代アートの、残酷さ、グロテスクさ、露悪趣味、まわりくどさ等が、的確に描写されています。


爆発的 七つの箱の死

爆発的 七つの箱の死