今月のまんがタイムオリジナル

まんがタイムオリジナル2009年6月号の感想


『あかるい夫婦計画』 井上トモコ
 産休から復帰。おめでとうございます。おかえりなさい。
 「キミにクラシック」 モーツァルトがアカペラで歌えるだけでも凄いと思います。私は冒頭部分しか歌えないや。


『タマさん』 森ゆきなつ
 カムバック。3ヶ月連続ゲスト第1回。
 頭に花。シュールな絵面。ちょっとホラー風味。
 結局、春まっさかりから入梅まで、花を生やしたままで、放置だったんですね。さすがは杏ちゃん、暢気です。頭に花を咲かせるだけのことはあります。


『らいかデイズ』 むんこ
 転校生(おれがあいつであいつがおれで)ネタ。メタフィクション
 やや禁じ手気味ですが、4ページに上手にまとめてあります。


『ささきまみれ』 小坂俊史
 タイトルバック:そば屋の娘みっちゃん、わんこそば大会に出る。
 「100円あったら」 未遂に終わりましたが、100円Tシャツを3人娘が着ている風景って、実に東淀川っぽいですよね。(東淀川は、いしいひさいち先生の『バイトくん』の舞台です)
 「イメージトレーニング」 古本屋で稀覯本を探すときにも、イメージトレーニングが有効だ、みたいなジンクスはありますね。『まぼろしスシボーイ』は、月刊FLIPの『サスライスシボーイ』の続編なんでしょうか。
 「ちっちゃいなあ」 器が大きいのか小さいのかはさておき、笹木さんの生存能力は高そうです。
 「お得な10枚つづり」 1コマ目と3コマ目の服装が同じ。2コマ目は違うみたい。時間軸が、ちょっと謎です。ピーナツバターどんぶりか、原価安そうだなあ。
 「いつだって本気です」 笹木さんの貴重なチアリーダー姿。周りで近所迷惑な応援をされたら、やめさせるために、勉強に身が入るのかも知れません。塾長自ら先頭に立って応援するのか。
 「今日はこのあと夜勤です」 あの笹木さんが、週7日バイトを! 珍しく勤勉な笹木さん。完全に裏目に出ましたが。
 「的確な人選」 ビンボーさん番組でしょうか。でもペーストのキャットフードって、それほど安くはないような。
 「わいろ成功」 1コマ目、候補者がみんな山○ですね。
 「支持率も経済も」 総理グッズのほとんどは、本人には無断でやっていて、本人にはお金が入らないんじゃないでしょうか。それとも正式に許可をとってやっているのかな?
 「オンナカ」 オスゴキブリは、笹木さんには反応しないんですね。でも、飯田さんには反応してるみたい。飯田さんの後ろにゴキブリが蠢いています。そのうち飯田さん目掛けて、ブァーッと大移動するんでしょうか。飯田さん大ピンチ! ホラーです。
 「180円」 傑作。今月のベスト。暑いときには冷やご飯。ありかも。


『アイスボーイズ!』 ささきみき
 カーリング部員集め。ここまでは予想通りの展開。この後が読めません。どんな練習をするのか? 是非とも続きが読みたいです。


『先生のたまご』 みなづき忍
 小さい国語教師。ももせたまみ先生の『せんせいのお時間』と設定がダブりますが、向こうは生徒との絡みが主、こちらは教師との絡みが主で、味わいが違います。


『L16』 東屋めめ
 モテモテの春香さん。独身の自営業主も、出会いが限られるでしょうから、必死ですね。そうそうお客さんに手を出すわけにはいかないし。


『おたママ』 茶崎白湯
 こどもの日の同人誌即売会って、やっぱりコミティアかなあ。それとも、もっとマニアックなところにも、ハシゴしているのかなあ。


『ミラクル書店』 吉川景都
 結婚情報誌ネタは、やっぱり先生がご婚約されたからでしょうか。おめでとうございます。
 芳文書房の真島さん、返本禁止にすると、発注してくれなくなっちゃいますよ。


『時間がない!! 』 王嶋環
 カナさんなら、「29って若ぇっつの!! 」とか言いそうです。


『そこぬけRPG』 佐藤両々
 タイトルバック:なんだかコワイヨー。仁郷さん、パンツ見えそう。
 「あらゆる人種に」 例:テトリスとしていますが、ほとんどの読者は、『ぷよぷよ』の話だと思ったことでしょう。
 「感じ取る」 女の子ネタが、『時間がない!! 』とかぶりました。でもやっぱり『そこぬけRPG』のほうが暴力的です。
 「男子禁制」 女性向けのものって、えげつないか、お洒落か、両極端ですからね。下世話な実話誌も、女性向けだし。両々先生がゲームを企画したら、やっぱり眼鏡ボウズと高校球児満載のゲームになるんでしょうか。


『花咲だより』 高原けんじ
 「カレー」 お姉ちゃんは運転手。貴重な人材です。秋山さんのお肉をカレーにするとは贅沢な。ステーキにしても食べきれないほどです。
 「注意」 梅沢さんのセンスがナイスです。


『うっちゃれ!! 乙女組』 岡田がる
 1コマ目の背景が謎です。会社みたいだけど、自宅ですよね。
 2〜3ページ目のオチの表情が、クド過ぎですね。


『マヤ&マーシュ』 あさいこうじ ナカイサヤカ
 日本語で4コマ漫画として成立していない作品を、英語に直しても、無駄な気がします。


裏表紙:この広告のビジネスモデルが謎です。ドラゴンボールエボリューション。とっくに映画の公開は終わっているし、グッズが欲しい人もいないでしょうし。