まんがくらぶ5月号


まんがくらぶ2008年5月号の感想


『有閑みわさん』 たかの宗美
 単行本発刊記念で、『主任がゆく』とのコラボ作品。出版社の壁を越えて、こういうことをするのは珍しいですね。


『天使の事情』 神仙寺瑛
 湯布院くんが元通りに。湯布院温泉は「ゆふいん」と「ゆぶいん」の2種類の読みがあるらしいです。湯布院くんは「ゆぶいん」。
 来月は、表紙になるようですが、巻頭カラーも奪取するのかな。同一出版社で、2誌の表紙を描くのはすごいことです。


『アパートの部屋貸します』 秋吉由美子
 秋吉由美子先生の新連載。面白かったですが、この後、どのように展開させていくのか、気になります。


『おたやん』 古川紀子
 「ゴール」 ゴールするには、ラインを超えないといけない気がします。
 「おばやん青春グラフィティ」 おばやんネタには、ハズレが少ないです。


『お一人様二つまで』 内田春菊
 孫の服をめくってジーには、さすがに引きます。
 ストーリー仕立てですが、ストーリー進展の余地がない、堂々巡りの作品という気がします。また、兄2人のキャラクターが生きていません。


『うたうめ』 安田弘之
 「アゲアゲウメちゃん」 ウメちゃんは『シュレディンガーの妻は元気か』の修平さんと気が合うと思います。
 「特殊能力」 ウタダは、サブプライムローンについて、何を語りたかったのでしょうか。


『おのぼり物語』 カラスヤサトシ
 末期ガンの患者に、「この病に打ち勝つには今までの生き方考え方 それらを反省し改める必要があります」なんて言う医者は、ろくなもんじゃありません。死ねばいいのに。


幕張サボテンキャンパス特別編』 みずしな孝之
 「3年前の私を殴りたい」 青梅は、そのままではかじれません。
 キャラクターに魅力が感じられません。文庫化して売れるのでしょうか。


『実在ニョーボよしえサン日記』 須賀原洋行
 はやみねかおる先生とは、サイン会でお会いしたことがありますが、実年齢よりも若く見える男前でしたよ。この似顔絵は失礼だと思います。


『せんせいになれません』 小坂俊史
 「動かす力だ」 宇津井さんがリーダーシップを発揮するも、河田の邪悪さの前では裏目に。
 「とびきりの閑職」 田辺くん久々の主役。単行本2巻の係一覧が変更に。
 「英会話教室とかないのか」 オチのキレはさすがです。コスプレキャバクラのティッシュは、取材の成果でしょうか。
 「微妙すぎる調べ」 みんなを和ませるリコーダーの曲といえば、ダースベーダーのテーマでしょうか。
 「頑張ってるんだな」 今月のベスト。モンスターペアレンツネタ。ブラックかつ心温まるオチ。林さんのキャラクターに、深みが加わりました。
 「そして死ぬ気で先延ばす」 「死ぬ気」が似合わない二人。相変わらずのぬるま湯です。
 「40匹のハイエナの中に」 沼倉くんは、どこか憎めないキャラです。
 「いま気づく主旨」 奥村というのは、奥山の間違いでしょうか。


『いぬ会社』 そにしけんじ
 最終回。TV番組とのタイアップで単行本を出すための、短期企画だったみたいですね。ザリガニ課長、猫ラーメンとのコラボもあり。


ゆるめいつ』 saxyun
 先月号のヘアカットの影響で、ゆるめちゃんは今月も髪型がヘンです。段ボール箱に隠れても、アホ毛が出ているのが面白いです。