今月のまんがくらぶ
まんがくらぶ3月号の感想
『有閑みわさん』 たかの宗美
時めくりカレンダーは、睡眠時間はどうするのかとか、オセロのルールが全然おかしいとか、体にアメがついているだけで、なぜ警官に声をかけられるのかとか、うんこをわざわざうん○と伏字にするのはなぜかとか、一切しゃべらない妻とどうやってケンカができるのかとか、おすそわけの奥さんも、お返しには期待できないことをそろそろ学習しろとか、いろいろ気になって楽しめませんでした。
『そうだ!会社へ行こう!』 そにしけんじ
今月のまんがくらぶは、サラリーマン漫画が3本も。その1本目。それを記念して、このあとで、サラリーマン漫画の歴史を振り返ることにします。よろしかったら読んで下さい。
『天使の事情』 神仙寺瑛
番外編で哲哉くんのお家へ。今後も、このような形で世界が広がっていくと楽しいですね。
話は変わりますが、「まんがくらぶ」で赤ちゃんの「哲哉」というと、古くからの読者は、『ここだけのふたり!!』のたきえの息子の「哲哉」を思い出しているのではないでしょうか。聞けば、漫画アクションで『ここだけのふたり!!』が再開されるそうで、めでたいことです。竹書房的には微妙かもしれませんが。これで、単行本未収録分がなんらかの形で出版できればいいのですけれど…
『せんせいになれません』 小坂俊史
全体に密度の濃い回でした。満足。
扉絵、池田が死んじゃう!
「雪見酒としゃれこんで」 2コマ目を見たときはびっくりしました。和泉の自宅、初公開ですね。割と普通。
「人の恋路を邪魔する奴は」 丸木さんと白石さんの本命チョコの相手が気になります。同じ校内は確定だものな。
「うっかりスイッチオン」 岡田の顔が、なんだかかわいくなりました。
「地球はおれのために」 エコロジストになるのは良いことです。たとえエゴイストでも。たとえ1週間限定でも。
「存在の軽い男」 池田のためにカンパまで。6年1組は本当に池田にやさしいなあ。池田ももっと感謝するべき。
「才能の開くとき」 中野やよいのポエムノートには、かぶとむしがどうとか、あんパンちぎってこうとか、謎のポエムが満載なのだろうな。
「徒歩12分の一室で」 河田の自宅も初公開。割と普通。私のウチにある酒も、ウイスキーと泡盛とジンとベルモットなので、強いのばっかです。
『コンビニ番長』 ふくた伊佐央
ネタのレベルが高くなってきました。絵柄とキャラはあまり好きではないのだけれど、ファンになりそうです。
『うずら谷くん』 大橋ツヨシ
『かいしゃいんのメロディー』からのスピンオフ作品。将来の単行本収録はあるのか。竹書房と大橋先生との縁が切れていなくてよかったです。サラリーマン漫画の2本目。
『かよちゃんの荷物』 雁須磨子
私も女性の化粧の有無は、正直よくわかりません。
『ノンストップお嫁道』 柘植文
木炭に目をつけるとは、フナバさんさすがです。でも、一般家庭で、木炭の使い道って、そんなに無いような気がします。水の浄化とバーベキューぐらいしか思いつきません。使いきれるのかしら。売ればいいのか。
作家7人ぬくぬく猫まんが
猫関連漫画の単行本が4冊も発売になる時期ですから、時宜を得た特集かと。
『猫のどんべえ』 袴田真教
新人にしては、ネタのレベルが高いです。猫の半擬人化も効果的で、かわいいし、面白いです。連載してもいけるのでは。
『おのぼり物語』 カラスヤサトシ
重い話になってきました。父の死をどこまで描ききる事ができるか、カラスヤ先生の漫画家としての真の実力が試されることになりそうです。
『うたうめ』 安田弘之
ウタダちゃんが魅力的です。
『自虐の詩』 業田良家
物語が加速してきました。未来の子供たちから搾り取るのは、もうやめないと。増税して、みんなが貧しくなってでも、国の借金はそろそろ減らさないとヤバいです。なんだか、今回の話で、小雪ちゃんの死亡フラグが立ってしまったようで、不安です。生き残ってくれ。
『いぬ会社』 そにしけんじ
サラリーマン漫画の3本目。変化球。
『ゆるめいつ』 saxyun
初読と再読で印象がまったく変わります。全部お見通しのくみちゃんが凄いです。
『ぼのぼの』 いがらしみきお
今回は、展開が派手で、特に面白かったです。
『きじい君としいさん』
キャラクターのかわいさだけに頼っている印象です。
- 出版社/メーカー: 竹書房
- 発売日: 2008/02/04
- メディア: 雑誌
- この商品を含むブログ (3件) を見る