はやみねかおるの児童向けミステリー。「ピラミッドキャップの謎 前編」となっています。 青い鳥文庫では、異例の450ページ強の長さ。でも、仮面舞踏会が始まるのは、300ページを過ぎてからです。あまりバランスが良いとは言えません。 超人的な怪盗クイーン…

北森鴻の連作短編集を、一気読み。 三軒茶屋のビアバー、香菜里屋（かなりや）シリーズ。 ミステリーというよりは、やや推理を含んだ奇談集といった趣きでしょうか。奇談集としてのミステリーという意味では、泡坂妻夫に近いテイストも感じます。ただ、こち…

山口雅也の短編集。傑作短編集『ミステリーズ』、『マニアックス』に続く、第3弾。前2作と比較すると、やや軽めですが、読み応えのある作品が揃っています。 ドッペルゲンガー、都市伝説、ナチスドイツなどにまつわる奇談集。 表題作の『モンスターズ』が、…

まんがくらぶオリジナル2008年6月号の感想 ジグソーパズルプレゼント これは欲しい。作家の個性が出て面白いですね。富永ゆかり先生のが、特に楽しそう。こういうときに、普段より倍率の低そうなWiiに応募してしまうのは、4コマファン失格でしょうか。 『が…