まんがくらぶ2017年8月号
まんがくらぶ2017年8月号の感想
『思春期コーヒードリップ』 裕木ひこ
深咲さんが、ここぞとばかりにノリノリで伏線を回収しまくっている。敵にしたらあかんタイプだ。
『セーラー服と魔法使い』 干支宮ひかる
3号連続の第1話。投稿作のころから、気になる作品だったので、続きが読めるのが楽しみです。
『家事場のお兄ちゃん』 阿部川キネコ
ドキドキ☆ビジュアルだ。状況の説明をしながら、きちんと面白くもあるというのが、さすがの手腕。
『高尾の天狗と脱・ハイヒール』 氷堂リョージ
「煽るタヌキ」 リア充のリア獣。雑食系。
『せんせいになれません』 小坂俊史
「永久保存おすみつき」 トラップにかかったと油断させたうえで、トラップを仕掛け、退路を断つ戦略。勉強になります。
「似たり寄ったり」 4コマ目の河田よりも、「どれも正解に見えません!! 」「なんなんスか、このクソみたいな選択肢は!! 」という子供たちの台詞のほうが、的確かつ辛辣。
「池田先生ありがとう」 あるいは、ダミートラップにひっかかる殺人者の群れがいて、いずれは本丸に…なのかも。
「48歳に向かって」 岡部と和泉の解釈は、似ているようで、やや違うのかも。
仮に命題「成長痛になると、ひざが痛くなる」が真であるとして、逆の「ひざが痛くなると、成長痛になる」は、必ずしも真でない。岡部たちの考えは、これに近い。
また、裏の「成長痛にならなければ、ひざが痛くならない」も、必ずしも真でない。和泉の考えは、これに近い。
ちなみに対偶の「ひざが痛くならなければ、成長痛にならない」は、前記の命題が真ならば、真になります。
「すみませんそんなつもりは」 支払いが原価のみでは玄関払い。
「どちらか選べ!! 桃山」 トラップを回避したと油断させたうえで、トラップを仕掛け、退路を断つ戦略。勉強になります。
「超難問」 1〜3コマ目のハイテンションと、4コマ目のローテンション。何事もこのくらいのバランスが大事ですね。
『おじさんとポニーテール』 香日ゆら
香澄ちゃんで、猫を釣りブラッシング効果。ドキドキ。