まんがくらぶ2016年2月号
まんがくらぶ2016年2月号の感想
『迷走乙女日記』 小池恵子
「オチはどっちだ私」 落語だと『のめる』でしょうか。
『せんせいになれません』 小坂俊史
「俺がまじめなばっかりに」 西の台小学校からは、空港が比較的近い模様。1月8日は金曜日、ということは、河田は日曜日まで旅行している計画だったのか。まあ、彼ならそうするよね。
「未完了」 見ない教師と見せない生徒。
「ショックガールズ」 映画『ワタルのバカ』。4コマ目、観察者として河田がいることで、和泉のみじめさが若干和らいだような気がします。若干ですが。
「これからもずっと」 飯をたかる→金を借りるのコンボを、完全に見切ってガード。4コマ目の卓上における料理の充実が、「富めるもの」感を演出しています。
「かわいそうだと思わないんですか!!」 もし50円持っていたら池田がどうなっていたかは、容易に予測できるので、このルールは池田にとってラッキーだったと言うほかない。
「中二病がすぎるぞ!! 桃山」 男子が二人きりでかくれんぼをしていたら、それはすでにカップルだ。それにしても、広い校舎で二人きりでかくれんぼをすることを想像すると、中二病もかくれんぼも、果てしがない感じがします。
「甘ずっぱい時を」 教師のデートや見合いを教え子がのぞくのは定番ですが、生徒のデートを教師がのぞきにいくのは、今までありそうでなかったように思います。そんな大人げのない教師像が許容される世界観は、かなり特殊だということなのでしょう。