今月のまんがタイムオリジナル

まんがタイムオリジナル2012年7月号の感想


らいか・デイズ』 むんこ
 「よくできまちた」 暗号は0.1秒で解くけど、誰が書いたかには気付かないあたりが、来華の来華らしいところ。
 「会話」 磯野時空のなかで、確実に家事能力アップ。成長している来華。


『おかん』 小坂俊史
 「パーセンテージ」 安全策はとっても、安全策はとらないおかん。小学生男子的な。
 「しかも大盛り」 単品ディナーその1。ライスなしカレー。「よくもまあ」に二つの意味。「よくもまあ食える」という意味のほかに、「よくもまあその口で言えるもんだ」の意味も。
 「どこまで言ったのよ」 「気を付けるわ」に二つの意味。娘の意図は、「聞こえないように、声量に気を付ける」、母の意図は、「聞こえてもいいように、内容に気を付ける」。3コマ目、何度言っても聞かなかったのは、意味がすれ違っていたから。
 「魅惑の肩」 魅惑シリーズその1。 2コマ目の張り紙が、ミスリーディングを誘います。鉄砲肩おかん。ピッチャーでもいけそうだけど、体型的にキャッチャーか。
 「魅惑のならし」 魅惑シリーズその2。意外にマナーの良いおかん。
 「気に入られたもんで」 1コマ目のヒカリちゃんが、なんだかO次郎っぽい。
 「一緒に減らしてよ」 単品ディナーその2。クッキーのみか、クッキーと飯か。「宿題やろー」と集まって、ちゃんと宿題をやってる良い子たち。
 「終わりなき長期戦」 おかん意外とビビリ。
 「ご縁がなかったということで」 いたい、ふかぼり、おそろしか。
 「むずがゆさは距離を越えて」 3コマ目、花のしおれ具合が時間の経過を表しています。
 「こんな大人にだれがした」 グラウンド整備の仕事なら、がっつり雨なら休みになるかも。中途半端な雨だと大変ですが。


『あかるい夫婦計画』 井上トモコ
 テーマは人生。キャラクター性は極端に引っ込んで、「世間一般」を主人公夫婦たちが演じます。これだけキャラクター性を控えても、きちんと成立するのが、4コマ漫画の奥深いところですね。


『そこぬけRPG』 佐藤両々
 「装備」 タイトルバックからの5コマ漫画。今後はレギュラーになるか寺端さん。
 「連想」 カナとゲボのカップリングは開発も公認。むしろ開発のほうに熱意あり。
 「ナイトになる」 おバケにゃ弱いが最強キャラ。


『トイレノウスさま!』 ほんだある
 毎回設定が動いているようだけど、神様が大学講師をやっているというのは斬新。
 「うすさま」と読むんだから、最初の字は鳥(とり)じゃなくて烏(からす)でしょうね。


『おゑど恋愛帳』 江茂タツ
 周りのキャラが濃いせいか、徳川家光のキャラが異様に薄くて、顔が覚えられないです。


『恋は地獄車』 瀬戸口みづき
 元彼にメールしたくらいで、藁人形を使われるのは怖すぎ。


『かがやけ!工学女子』 酒菜屋なかさ
 作者名は回文。さかなやなかさ。
 テーマは自転車。漫画に描くのが面倒くさいことで有名な自転車をテーマにするとは、なかなかの意気込み。


『ぎんぶら』 安堂友子
 「びきびき どーん」 半熟英雄エッグマンみたい。
 「きずついた ひーろー」 バボチャソ人の子供たちが、いい子たちなのがせめてもの救い。


『アサヒ!』 吉田仲良
 最終回。1本目の3コマ目で、とんでもない最終回を想像してしまいました。