今月のまんがくらぶオリジナル
まんがくらぶオリジナル2012年7月号の感想
『リコーダーとランドセル』 東屋めめ
10ページ下の「ええー」の台詞が赤くなってる。これは、小林君が沙夜さんの気持ちを勘違いして、小林→沙夜の片思いルートの開始になるかも。人間関係がさらにややこしく。
『はるまち・ダンス』 佐藤両々
「猫背になる」 さっちんはユウちゃんのことが好きなんだろうなあ。
「オイシイ画面」 いいタイトル。胸囲検査は身体測定の華なのに。でも、確かに身長と体重がわかれば、胸囲、座高の情報は特にいらないですもんね。
「個人情報」 ひー子ちゃん強くなったなあ。
「私」 いいタイトル。「にへ」がかわいい。
『ラジ娘のひみつ』 小坂俊史
「うんざりはどっちだ」 ネタかぶり。放送作家が、もっと仕事をするべきのような。
「さっそく感じた」 ディレクターから、児童文学研究会部長の匂いが。
「番組終了フラグ」 珍しいあいりのプライベートライフ。キュートでラブリー。底に黒いものも潜ませつつ。
「もっと順序というものを」 倒叙型ネタバレ。
「テレビでもやってたぞ」 なんという肝の太さ。まさに豪胆。放送時じゃなくても、「姐さん」の称号がふさわしい。
「持ってる人はちがうわー」 事務所の宝をdisる3日間。
「デイドリーマー」 放送時間を考えるとナイトドリーマーか。
「答え合わせ」 仕事をしない放送作家…と思っていたら、こんな仕事を。しかし、生放送を聞いたうえ、書き起こしも読むリスナーというのは、相当熱心ですよ。ちょっと怖いリスナーに、相当怖い放送作家。
「その口が言うか」 全編が、あいりのトークのみで成立しているテクニカルな4コマ。ラジオトークだけど、映画的なカット割り。
「翌日採用されたらしい」 髪が伸びたかサンダル和尚。郵便局員も偏屈だけど、メール全盛の時代に、葉書と郵便局にこだわるサンダル和尚も相当に頑固。
「少ないほうから使いましょう」 今後も登場するか、あいりのネタ帳。
『ピンクそらりんご』 みずしな孝之
もう少しアパートの生活が読みたいなあ。
あと、パースが引けないせいなのか、全般に室内の背景が変ですね。
『さかな&ねこ』 森井ケンシロウ
「フィッシュアイ」 魚眼?と思ったらウオノメでした。
『ベルとふたりで』 伊藤黒介
ダンディズムが空回りしがちな作者の漫画ですが、ヨシヒコ君はいい感じ。7歳と思えないほど老成していて、クールな優しさがあります。
『つまもの』 穂月想多
次回最終回。なんだか途中から妹漫画になっちゃったけど、次回で謎は解けるのか。
『のぶながちゃん公記』 くりきまる
「さりげに告白」 3コマ目の小さな描き文字は必読。竹千代は信長ちゃんが好きなのか。可愛いもんなあ。いろいろと切ないなあ。
『いしゃぼん』 按図よしひろ
ゲスト。医学部三人娘。この設定だと、どうしても『MEDIGIRL』と比較されるから、いろいろと不利だと思うのですが。リアリティでは敵わないし。
『アバタもミロクさん』 志野ぱっぱか
いきなりの最終回。わずか4ページで、余韻すら残してまとめてしまった手腕には驚嘆しますが、もっと読みたかった。せっかくレギュラーキャラも増えてきたのに。
是非次回作を。
『もしもしぐま』 梶原あや
『もしもしぐま』は、くらオリの顔なので、3ページにしてしまったら駄目。
「かさばる」は、○嵩ばる ×重ばる。