今月のまんがライフMOMO
まんがライフMOMO 2011年4月号の感想
『せんせいのお時間』 ももせたまみ
「経験談」 お見合い→できちゃった婚は、何婚というべきか。ドラマティック。
『青春甘辛煮』 碓井尻尾
タイトルバックがあからさまに性的。沖田ちゃんなのに。
「攻撃」 水鉄砲は温泉に常備してあるのか。
「ごめんてば」 今はなつかしきストーカー設定。
「発見」 道に行き倒れている方も変人、それを攻撃する方も変人。
『家政婦のエツ子さん』 こいずみまり
今回はさすがにグロすぎ。
『崖っぷち天使マジカルハンナちゃん』 佐藤両々
姪には甘い帆南さん。姪には危険なメイシンさん。
しかし、連載9回目にして王子探し自体には進展がない現状を考えると、姪ごさんの力でも借りないと、王子探しは難しいのかもしれません。
『団地町』 渡邉
3ヶ月連続ゲスト、第3回。
団地漫画で読み切り。でも団地住民漫画じゃなくて団地マニア漫画。
「団地観賞」 40年モノ?ウィスキー、40年モノ団地。
「友達の魅力」 ポイントハウスの存在は、『空から日本を見てみよう』で知りました。
「ふみのの机」 同じクラスだったという偶然は運命か。
『わびれものゴージャス』小坂俊史
富士見坂と富士山バス停。前半はブラタモリ風味。
ギャンブル取材、天気には恵まれたけれど、ネタには恵まれなかったようで。
しかし、そういう回こそ、構成力が必要になります。例えば、2ページ目の最後で、スズキ編集長の「時間を巻き戻せたらねー」という台詞が、情感と空気感を伴って読者に強く印象付けられているからこそ、最後のオチが生きる、というか許されるわけです。
また、3ページ目ラストで高揚感をきちんと高めているからこそ、4ページ目のガッカリが生きるわけです。3ページ目の「そうか!! 見えないはずがないですよね!! 」という盛り上がる台詞に、今回のクライマックスをきちんと持ってきています。
機会があったら、富士見坂に行ってみたいです。富士山バス停は …いいや。