今月のまんがくらぶオリジナル

まんがくらぶオリジナル2008年9月号の感想。


『いけどん三世帯』 黒金魚
 実話だとしても、創作だとしても、詰まりません。


『こうかふこうか』 佐藤両々
 単行本増刷おめでとうございます。
 扉絵に、幸花のスクール水着姿と、慶喜さんの水着姿を描いているのは、良いサービスです。需要を分かっていらっしゃる。
 「ひどい言い草」「水着」 この間に、岩井は椅子ひとつ破壊してます。さすが破壊神。
 「選ぶ」 慶喜さん、かわいいなあ。
 「当日」 漫画の舞台は東京かと思っていましたが、違うようですね。台風が直撃して海がある地方、兵庫県あたりが舞台なんでしょうか。


やまいだれ』 小坂俊史
 ちょっと出来のムラが大きい回。
 「この夏は戻らない」 気の毒ですが、傑作。コンビニで、ちょっと読んだときに吹きました。美しい友情。
 「確かにあった」 これも傑作。キレのあるオチ。
 「人生という名のロック」 地味ながら、叙述トリックのような作品。
 「しかもマジ苦い」 漫画としてはいまひとつですが、タイトルで救われています。
 「まさかこんなことになるなんて」 これも、いまひとつ。
 「当たり前じゃないか」 これも叙述トリック系。
 「また技術の無駄使いを」 薄毛を気にするのは、女性がどうこうじゃなくて、男のダンディズムですものね。
 「その好奇心が命取り」 漫画のような漫画。
 「皆と一緒に苦しもう」 これも、いまひとつ。対になっている「この夏は戻らない」が傑作なので、合わせるネタが苦しくなるのは、仕方がないですね。


シュレディンガーの妻は元気か』 中島沙穂子
 単行本8月16日発売! おめでとうございます。
 おばけの話や、おばけ屋敷と、理系人間との相性は最悪です。
 単行本広告 ローライズのちかちゃんが、セクシーです。



『25年目の恋』 神奈川のりこ
 ここまで順調だと、詐欺じゃないかと不安になります。


『そらみみどうぶつえん』 日高トモキチ
 日高先生も不思議な漫画家ですよね。あふれる知性、華麗なる人脈を持ちながら、単行本には、あまり恵まれない。天才タイプと言うか。平賀源内タイプと言うか。
 リスの話。白黒ページで写真を多用するのは、あまり効果的ではない気がします。


けものとチャット』 みずしな孝之
 「パクパクいってた」 蚊を何匹食べたところで、血がダラダラとはならないでしょう。


『Good Morning ティーチャー』 重野なおき
 ゆっくり時が進む3年生編。夏服になりました。6月に入ったようです。


『ほんわかぱっぱ』 古川紀子
 わかばちゃんのTシャツが、A CHEAP RESTAURANT になっています。
 「参加することに意義が」 人情話。


『エコエコパンドラ』 山田玲司
 具体的な数字や商品名を出すのは、かえって胡散臭くなるので控えたほうがいいと思います。
 布のカバーをつけるなら、プラスチックの便座でも、全く問題ないと思いますが。


『メメ子が動くまで2』 むんこ
 『ねこまんが』とかぶる頻尿ネタ。フラッシュアニメのオープニングは、こちら。


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