まんがタイム2018年11月号

まんがタイム2018年11月号の感想

『茨城ってどこにあるんですか?』 真枝アキ

 好感度のカタマリのようなキャラだ。

『銭湯の女神様』 えのきづ

 合唱テーマだけだと堅苦しいし、銭湯テーマだけだと軸が生まれにくいし、ダブルテーマゆえに成立した肩の力が抜けたエンターテインメントですね。

『となりのレトロガール』 小坂俊史

 「100万円で足りるかなあ」 1986年のがんばるぞい。まんがタイムだけにタイムマシン。そういうことか、このテーマ。
 「はるかなスタート地点」 採用担当者の年代だと、知識があるから世代間ギャップを感じるけれど、バイトの現場では世代間ギャップだと認識されず、単に変な人だと思われるかも。
 「絶対何かウラがある」 まんが喫茶の増加とは無関係でしょうが、かつては普通だった漫画棚のある飲食店が相当に減少している気がします。大手チェーン店が、漫画の単行本を置かない方針だからかな。
 「高齢化問題」 32年前からある喫茶たいむ。37年前からあるまんがタイム
 「爪痕の残しよう」 店の歴史に残るバイト。彼女に歴史を変えさせるのは危険だ。
 「太く生きようぜ」 喫茶店のマスターを32年以上続けるというのも、考えてみれば覚悟を決めた人生だ。
 「バレてましたか」 私がどういう人物であるかがバレるのは、2018年ではなく1986年であった。
 「8万2千円」 消息を絶ったことの衝撃が、給料が未払いであることの衝撃によって完全に打ち消される。
 「安い女じゃなくってよ」 自分の歴史(バイト先)を変える。
 「マスター…」 時代に流されずオールドスタイルの喫茶店を維持するために、あえて時代におもねる。ただし、その流行のピークはすでに去っていることに気づいてはいない。
 「いつか王子様が…」 『月刊フリップ編集日誌』に登場したマッドサイエンティストは、2コマ目の2人を混ぜたようなルックスでした。

『神シェフ☆エンタ』 胡桃ちの

 作者のストレス解消のために、マウントを取る相手として登場しているキャラでは?という疑惑がいまひとつ拭いきれない。