まんがライフオリジナル2018年4月号
まんがライフオリジナル2018年4月号の感想
『新婚よそじのメシ事情』 小坂俊史
34皿目 瓦そば
巻頭カラー。
瓦そばについては、「郷土料理というより旅館の料理みたいだな」と昔から思っていました。調べてみたら、やはり1960年代の温泉旅館が発祥のようです。
茶そば自体が、日常生活で食べるものというより、彩り重視の旅館料理で定番になるイメージの食材です。また、玉子、牛肉は、60年代には御馳走の代名詞だったことでしょう。緑、黄色、茶色に、レモンの黄ともみじおろしの赤を加えるビジュアル、瓦を使うというギミック、いずれも非日常を象徴しています。
味については、誰が食べても親しみやすく美味しいので、家庭にも普及して、根付いていったのかなと。
瓦そばの牛肉を神戸牛にすれば、手っ取り早く、山口と神戸の双方のソウルフードになるのかもしれない。しかし、妻先生が求めるのは、やはり「神戸のソウルフード」であって、「兵庫のソウルフード」ではないのだなあ。
35皿目 好き嫌い
有能なしいたけに対して、応用力のないココナツ。
とろろ、アボカド、納豆は、おしゃれな丼にはありそうな組み合わせで、実際いろいろとみつかりました。マグロを加えたりして、彩りも豊かです。
そのなかに「食べものでない」感じのビジュアルのものが。最初から混合されているというもの。どうしてこうなった。
『ねこようかい』 ぱんだにあ
「ねこまた」 二尾の猫が書いた『九尾の猫』という感じかな。
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『とーこん家族』 よしもとあきこ
「スピーチ」 こちらは貧乏伝道師。宗教的で強そう。