まんがタイムオリジナル2018年5月号

まんがタイムオリジナル2018年5月号の感想

らいか・デイズ』 むんこ

 「メルシー流」 「ここに前回の肉ジャガがある。カレー粉を少し加えればカレーだ。」
 「夫婦」 あえておかずになりにくい人参グラッセを作っているのは、『新婚よそじのメシ事情』リスペクトなのかな。

『きっと愛され女子になる!』 瀬戸口みづき

 キャバクラ兼オカマバーという店を最近みかけました。そのうち、フードコート方式で、キャバクラ、オカマバー、ホストクラブ、スナックなどの複合施設もできるかも。コスト削減型リベラル。
 さゆり⇔賀集、志摩⇔諏訪、スミレ⇔伊勢崎のルートに一票。

『ゆとりの町長』 小坂俊史

 「それどころじゃない」 まさに「雲は湧き 光溢れて」な感じの背景。栄冠は君に輝くか。
 「健康的」 みつ友江氏のポスターがいさぎよい。
 「十数年前の報い」 十ニ年前の選挙では、現町長にも画びょうを刺したのでしょうか。
 「足を使わず手を使う」 クルマを使わず、相手がクルマで待つ作戦。
 「あこがれ」 田舎だと、24歳でもハコ乗り文化に馴染みがあるのかな。
 「やばい人だった」 出馬の動機が「あんなムスメが出るくらいなら…」だったから仕方がない。
 「濁った正直者」 流れを呼ぶはずが、淀みに泡沫が浮かぶかたちに。
 「うん知ってた」 空回りは一周すると戻ってきます。
 「映れるチャンス」 チャンスを逃さない知恵を持つ高齢者たち。
 「市服参謀」 ランニングでブランデーを飲んでいるのが、いかにも町の名士っぽい。
 「空気読めないおじさん」 選挙カーの空白で生まれた需要を読んでいるのなら、案外空気を読んでいるのかも。

『カントリー少女は都会をめざす!?』 鬼龍駿河

 ミカンを剥く前に割った時点で、高確率で和歌山県民。

『ねこにまたたび恋ばなし』 松田円

 りりこの小説を、タカヤ兄がドラマ化する未来が見える。

『少女Switch』 ねこ末端

 最初は「二人の性格の差にそれほどインパクトがないな」と思っていたのですが、パターン化された分かり易さが無いぶん、丁寧に読み進められて、細やかな感情移入ができたり、なかなか面白いアプローチだと感じました。

『ぎんぶら』 安堂友子

 最終回。
 俺たちの旅は終わらないエンドは最適解だと思います。舞台がハブ空港であるのも象徴的ですね。さよならは言わない。