まんがライフオリジナル2018年2月号
まんがライフオリジナル2018年2月号の感想
『出会ってしまったツルとカメ』 むんこ
モデルになったのかもしれない地区が、なんとなくわかります。
16歳の少女にエロ本を売ってくれる店主は、おおらかな人だ。
『みっちゃんとアルバート』 森長あやみ
「鬼判定」 3コマ目の絵は、アルバートを楯にしたようにも、アルバートがかばったようにも解釈できるところが絶妙です。豆の絶対数が少ないのに、1日射撃が可能ということは、豆の回収機能も持っているな。高性能だ。デザイン的にはザクレロ?
『新婚よそじのメシ事情』 小坂俊史
31皿目 ジンギスカン
ソファー大好き妻先生。ソファーを守って、自分を守れず。
遠野でジンギスカンが盛んなのは、かつての綿羊飼育と関わりがあるそうです。
戦前には羊毛自給を目指した「綿羊百万頭計画」があり、戦後は衣料材料の不足からの羊毛需要があって、昭和30年代くらいまでは国内での綿羊飼育は広く行われていました。さらに、旧満州からの引揚げに伴って羊肉食の文化が伝わり、綿羊をおいしく食べる調理法の確立に至ったようです。
当時の保存技術や物流では、新鮮な羊肉を食べられる地域は限られていましたが、遠野はその条件を満たしていたと考えられます。その後、綿羊の国内飼育は下火になりますが、技術の向上で入手できるようになった良質な輸入羊肉に、うまくバトンタッチをすることができて、遠野のジンギスカン文化は途切れなかったとのこと。
32皿目 二郎系ラーメン
二郎系ラーメンはシングルタスク系、ラーメン+おじやはマルチタスク系の食べものとも言えそうです。量もさることながら、こぼさないように、味を均等にいきわたらせる必要のある二郎系は、一点への集中力を要します。
また、ヤンキー座りの服装からみると、二郎系は学生向け、ラーメン+おじやはレディース向けといったとことでしょうか。