今月のまんがくらぶオリジナル
まんがくらぶオリジナル2010年7月号の感想
『うちの姉様』 野広実由
タイトルバックが、なんだか高橋留美子っぽい。
「こだわりウェディング」 子供らしくないツッコミが楽しいです。
「ジューン・ブライダル」 子供らしいボケが楽しいです。
「美肉」 ホストクラブっちゅーか、風俗っちゅーか。
「お嫁に行く」「絹の靴下」 倫くんは利発でかわいいなあ。
『つくねちゃん+30』 ひらふみ
タイトルバックは、ハロUCといったところでしょうか。
『リコーダーとランドセル』 東屋めめ
新キャラ小林マコト登場。高校が舞台のエピソードが、今後増えてきたりするのかな。それにしても、東屋先生の描く女子高生はスタイルがいい。
『こうかふこうか』 佐藤両々
この漫画、女子のスペックに対して、男子のスペックが低すぎ。
『ねこまんが』 こいずみまり
私は、パクチー、ブルーチーズ、酒盗、ドリアン、ホルモン焼き、くさや、みんな大好き。ドリアンはタイで食べましたけど、ねっとりと濃厚で美味かったです。匂いも気にならなかったし。
ただ、ドリアンの匂いの感じ方には個人差がかなりあるようです。タイで「ドリアンようかん」というおみやげを買って帰ったのですが、私以外の人は食べられませんでした。おいしいのに。
『けものとチャット』 みずしな孝之
みずしな漫画のキャラは、表情のパターン数が極めて少ないですね。普通の顔、笑った顔、絶叫した顔くらいしかない感じ。だから、シチュエーションと表情が合っていないことが多々あります。漫画の基本だと思うのですが。
この欠点が典型的に表れたの『チクチワワ』ですね。なにしろ動物キャラに腕がない。ポーズが歩いているか、立っているかの2パターンしかないうえに、表情が普通の顔か、絶叫している顔の2パターンくらいしかないという地獄のような作品でした。
『シュレディンガーの妻は元気か』 中島沙帆子
廃跡は、廃墟+遺跡かな。廃跡とラーメンで、おみやげなし、けっこう安上がりな旅行のようです。しかしなぜサンレッドラーメン?
『オフィスのざしきわらし』 小坂俊史
タイトルバック:バイバイン的な風景。
「ワラシ工房」 午前中にまんじゅうを食うのはいいけれど、まんじゅうの山を食うのは問題です。勤勉なのか怠惰なのかわからないところは、『せんせいになれません』の河田のようですね。
「社会派ですから」 総務部長墓穴を掘るシリーズ。多くのスプリンクラーは、火災の熱で容易に溶ける合金で栓がしてあって、それが溶けると水が出るそうです。だから、その部分が原因で水が出ない故障というのは、生じにくいようですね。また、水が流れると、アラーム弁が作動して警報が出る仕組みが一般的だとか。
「Gの力」 動きと緊張感の1〜2コマ目。きれいなオチ。
「時間と紙と人件費」 OLが10人もいるとこが凄い。
「ジャニーズ南さん」 ジャニーズもフジテレビも伏字にしない小坂先生の姿勢がすがすがしいです。4コマ誌は、伏字を使い過ぎです。
「また抜かれた男」 サラリーマン川柳を趣味にするOL。ちょっとイヤかも。
「かっこいい先輩」 机の上のドリンク剤がリアル。
「なぜ占う」 なぜ占う。
「もっと高みへ」 ワラシはいったいどんな部屋に住んでいるのか?
『竜宮城リニューアル』 懸田大工
4コマ漫画としての流れがまだ悪いかな。どの作品も、3コマ目と4コマ目だけで、2コマ漫画として成立してしまいます。1コマ目、2コマ目が存在する必然性が薄くて、4コマ漫画という形式を生かし切っていない印象です。
『コーポブランコ』 大富寺航
カメラワークがくるくる変わるけど、基本は2人の会話のみ。やっぱり単調です。
『もしもしぐも』 梶原あや
先月号のニセぐま騒動は、結局続きませんでしたね。